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【女性は公務員が最強!】勝ち組と言われるワケを元公務員が解説

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こんにちは!元公務員のろびんそんです。

公務員は安定した職業の代表格。そして休暇制度も手厚いイメージが強いですよね。

安定性や休暇制度を理由に公務員を目指す方も多いはず。

ろびんそん

安定しているし有給休暇が取りやすそうという理由で、私も公務員を選びました。

実際に公務員になってみて、安定性や充実した休暇制度はホンモノだと実感。

安定志向の強い方には男女関係なく強くオススメしたい職業ですが、特に女性にオススメ。

この記事では女性に公務員を強くオススメする理由を解説していきます!

この記事はこんな人にオススメ
  • 公務員になりたい
  • 公務員という職業に興味がある
  • 結婚願望がある
  • 将来子どもが欲しいと思っている
  • 身の回りで女性の公務員がいる
  • 若手女性公務員

オススメする理由に加え、女性が公務員になるときの注意点もお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください。

公務員は人生設計が立てやすい職業

女性に公務員を強くオススメする理由の1つ目がコレ。

○歳までに結婚して、○歳までに子どもを産んで・・・などの人生設計が立てやすいんですね。

公務員が「人生設計が立てやすい職業」なのは、以下の3つの理由があるから。

ナゼ公務員は人生設計が立てやすい?
  1. 公務員の給料は年齢とともに上がっていくから
  2. 公務員は解雇されるリスクがほぼゼロ
  3. 公務員というだけで住宅ローンが組みやすいから

それぞれ解説していきます。

公務員の給料は年齢とともに上がっていく

公務員の給料は年齢とともに上がっていきます

右肩上がりのグラフのイラスト

「年功序列」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

基本的に、公務員は大きな問題(犯罪など)を起こさない限り、給料と役職は上がっていくシステム。

同年代の職員は、同じような役職で同じくらいの給料をもらっています。

そうすると、自分が○歳になったときの収入がだいたい分かりますよね。

将来の収入をカンタンに予想することができるので、人生設計が立てやすいんです。

○歳までに子どもを産んで、○歳までにマイホームを購入して・・・といったビジョンがある方にとっては、年功序列は嬉しい制度です。

公務員は解雇されるリスクがほぼゼロ

公務員は解雇されるリスクがほとんどありません。

大きな犯罪に手を染めてしまい懲戒免職になる話も聞きますが、普通に出勤して犯罪をしなければOK。

上司に刃向かっても、仕事中に居眠りをしてしまっても、解雇されることはありません(もちろん民間企業でも、解雇されないところはあります)。

公務員は終身雇用を前提とした職業。

定年までの収入は約束されているようなものです。

公務員というだけで住宅ローンが組みやすい

マイホームの購入を考えている方には、とっても嬉しいですよね。

公務員は住宅ローンが組みやすかったり金利の優遇が受けられたりします。

公務員は社会的信用の高い職業。

ローンを審査する側から「安定した収入が見込める」と見られ、1発で審査が通ることも多いです。

公務員というだけで住宅ローンが組みやすいのは、マイホームがほしい方にとってメリットですよね。

女性には嬉しい休暇制度

女性に公務員を強くオススメする理由の2つ目がコレ。

女性にとって嬉しい休暇がたくさんあります。

「○○休暇」という名前の休暇は全て有給休暇なので、給料が100%出ます。

この記事に書いた休暇以外にもありますが、メジャーな休暇を解説していきます!

女性に嬉しい休暇
  • 生理休暇
  • 出生サポート休暇
  • 妊産婦が使える休暇(妊婦健診休暇、妊娠障害休暇、通勤緩和休暇)
  • 産前産後休暇
  • 子の看護休暇 など

順番に解説していきます。

女性だけが使える「生理休暇」

生理で体調がすぐれないときに使えるのが生理休暇です。

1回の生理あたり2~3日間使えることができます(日数は自治体によって異なります)。

休暇の名前がアレなので、女性職員であまり使っている人がいないのが現状。

ですが、自治体によっては「生理休暇」という名前を変更したり、使いやすいように時間単位で取得できたりと、生理休暇はどんどん進歩しています。

不妊治療を受けるときに使える「出生サポート休暇」

休暇の中では新しい「出生サポート休暇」。不妊治療のときに使える休暇です。

不妊治療の説明会に出たりするときにも、使えるありがたい休暇ですね。

1年で5日使うことができます。

体外受精や顕微授精を受ける場合は10日まで使ってOK。

何かと女性に負担の多い不妊治療で使える、ありがたい休暇です。

妊娠している女性が使える3種類の休暇

妊娠している女性は、いわゆる「産休」以外にも使える休暇があるんです。

  1. 妊婦健診休暇
  2. 妊娠障害休暇
  3. 通勤緩和休暇

上の3種類の休暇について解説していきます。

妊婦健診休暇

妊婦さんは妊娠中~出産後に健診を受けることが多いですよね。その健診専用の休暇です。

妊娠週数回数
妊娠23週まで4週間に1回
妊娠24週~35週まで2週間に1回
妊娠36週~出産まで1週間に1回
出産後1年以内その間に1回

健診に行くたびに年次休暇を使うと、どんどん年次休暇が減っていってしまいます。

年次休暇の残日数が少ない職員にとっては、使いたい休暇ですよね。

妊娠障害休暇

妊娠してつわり等がひどい場合に使える休暇です。

1妊娠期間につき10~14日使うことができます(日数は自治体によって異なります)。

つわりは個人差が大きく、起き上がるのができない方もいるくらい。

つわりで苦しい思いをしている女性職員には必須の休暇ですね。

通勤緩和休暇

妊婦さんが、通勤のときの混雑を避けて出勤するときに使える休暇です。

勤務時間の始めと終わりに、合計で1時間とることができます。

朝は30分遅い電車で来て、夕方は30分早い電車で帰る、みたいなイメージですね。

フレックス(時差出勤)が主流になった現在では、残念ながらこの休暇を使っている妊婦さんはあまりいないです。

産前産後休暇

出産する女性職員が使える休暇です。「産休」ってやつですね。

「産休」とだけ聞くと、民間企業と同じように聞こえるかもしれません。

ですが、実際は公務員と民間企業で大きく異なります。

公務員の産休【民間企業との違い】
  1. 有給休暇で給料が100%出る
  2. 出産日を挟んだ産前8産後8週休める

多くの民間企業では、産休は「休暇」ではなく「休業」。

給与上の扱いとしては無給になります(手当金として給料の3分の2を貰うこともできる)。

休業の期間も産前6週間・産後8週間で、公務員よりも短いです。

公務員の産休は有給休暇である上に、休暇の期間も長いので、恵まれた休暇制度の1つと言えますね◎

子どもの体調不良時に使える「子の看護休暇」

子どもが病気になったときや、子どもに予防接種を受けさせるときに使える休暇です。

1年間で5日とることができるんです。

子どもが2人以上の場合は10日まで取ってOK。

この休暇は、小さな子どもがいる男性職員もよく使う休暇なので、男女関係なく取得しやすいですね◎

家族との時間が取りやすい働き方が可能

子どもが生まれたら、家族と過ごす時間をたくさん取りたいですよね。

公務員では育児休業の他にも、家族と過ごす時間を増やせる休業制度があります。

「休暇」ではなく「休業」なので、給料が100%出ないという点は注意です。

育児休業

まずは育児休業。子どもを養育するための休業制度です。

公務員の育児休業制度では、子どもが3歳になる日まで取得することができます。

民間企業では「1歳になる日まで」とされているので、民間企業よりも長く休むことが可能です。※民間企業によっては異なる場合があります

休業中は無給となりますが、原則1年は給料の3分の2を手当金として受け取れます。

収入が途絶えてしまう期間がありますが、公務員としての身分は失わないのは安心です。

部分休業

この休業制度も、子どもを養育するためのもの。

ですが、部分休業は「正規の勤務時間より短めに勤務する」という働き方です。

正規の勤務時間の始めor終わりに合計2時間休むことができます。

小学校に上がる前の子どもであれば使える休業制度。

2時間働かないぶん給料は減りますが、家族と過ごす時間を増やしながら働けるのは嬉しいですよね。

ろびんそん

私が勤務していた県庁では、小さな子どもがいる女性職員は全員と言っていいほど部分休業を取っている職員が多かったですね。

ただ、激務部署だと取りづらさはあります・・・。

育児短時間勤務

部分休業と似ているのが「育児短時間勤務」。

子どもを養育するための休業という点では同じですが、勤務体系が全く異なります。

  1. 5日、1日3時間55分勤務
  2. 5日、1日4時間55分勤務
  3. 3日7時間45分勤務
  4. 3日、うち2日7時間45分勤務・1日3時間55分勤務

これら4パターンから働き方が選べます。

給料は勤務時間に応じた額になりますが、家族との時間を増やしても公務員として働けるのは良いですよね◎

【注意】マタハラをしてくる人もいる

ここまで読んできて、

公務員、めっちゃいい!働きやすそう!

と思った方も多いかもしれませんが、良いことばかりではありません。

制度面だけで言えば「働く女性にやさしい職場」ですが、実態はそうとも限らないんですね。

公務員の世界では、育休を取らずに働き続けた女性職員(50歳以上)も多いです。

そんな女性職員は現在では管理職になって部下をかかえる人も。

マタハラ上司

育休なんて甘えだ!

私が若い頃は休まずに育児もしたし働いた!

育休を取る部下に対して、このように思っている女上司もいました。

そして、妊娠中つわりで苦しむ若手女性職員のことを、

マタハラ上司

つわりは病気じゃないから休むなよ~

私が妊婦だったときはフラフラになりながら出勤したのに。

このように、自分の若い頃と比較しながら現代のママ職員を苦しめる上司も存在します。

管理職の女性職員が全員マタハラをするわけではありません。

ですが、このような考え方の女性職員もいることを忘れないでおきましょう。

まとめ

女性に公務員を強くオススメする理由について解説しました。

  • 公務員は人生設計(結婚、出産、育児、マイホーム)が立てやすい職業
  • 女性に嬉しい休暇制度が多い
  • 家族との時間が取りやすい働き方が可能
  • 制度上は「働く女性にやさしい職場」、でも実際はマタハラ上司がいることもある

公務員は民間企業に比べて、労働者としての権利が守られている職業。

将来家庭を持ちたいと思っている女性に、公務員の手厚い休暇制度や安定性を知っていただけたら嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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