こんにちは!元公務員のろびんそんです。
公務員といえば、休みが多い職業として有名ですよね。
土日祝に加えて潤沢な休暇制度があるので、どんな民間企業よりもたくさん休めそうな公務員。
ですが、公務員は民間企業より休みが多いとは分かっているものの、実際何日くらい民間企業より休日が多いのか分からない人が多いですよね。
民間企業の求人票に書いてある「年間休日○○日」という文字を見て、
公務員の年間休日って何日なんだろう?
と、初めて思う人も多いですよね。
この記事では、公務員の年間休日の日数を解説していきます!
2025年と2026年の年間休日の日数も算出しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
年間休日とは?


そもそも年間休日とは、会社側が定めている1年間の休日数のことです。
カレンダーどおりに休める(=土日祝が休み)会社だと、年間休日は120日くらい。
年間休日には、土日祝の休みだけでなくお盆休みや年末年始の休みも含まれます。
土日祝に加えてお盆休みや年末年始の休みがある会社では年間休日は120日を超え、休みが多くてホワイトな印象を受けますね。
一般的に年間休日が120日を超えてくると「休みが多い」と言われます。
ちなみに令和5年に厚生労働省が実施した「就労条件総合調査」によると、労働者1人あたりの年間休日の平均は115.6日、1企業あたりだと110.7日でした。
平均値では年間休日の日数は120日を下回っていますが、最も多かった回答は120日~129日でした。


年間休日が130日を超える労働者はとても少ないので、年間休日130日以上だと超ホワイトといっても良いくらいですね。
一般的な年間休日が分かったところで、公務員の年間休日を見てみましょう!
国家公務員の年間休日は125日くらい


公務員は特殊な職種を除き、基本的にはカレンダーどおりの働き方をします。
そして公務員には土日祝に加えて夏季休暇と年末年始の休みもあります。
となると、国家公務員の年間休日は125くらい。
実際に休日の内訳を見てみましょう。
土曜日、日曜日 | 104日 |
祝日、振替休日 | 16日 |
夏季休暇 | 3日 |
年末年始の休み(元旦を除く) | 5日 |
合計 | 128日 |
合計で128日となりますが、祝日が土曜日と被ってしまうと128日を下回ります。
祝日・年末年始が土日と被ってしまうことを考慮すると125日くらいに考えておくと良いです。
地方公務員の年間休日も見てみましょう!
地方公務員の年間休日は125~130日くらい


地方公務員の年間休日は125~130日くらいと、国家公務員より多いです。
国家公務員よりも年間休日が多い理由は、夏季休暇の日数が国家公務員より多いから。
国家公務員の夏季休暇が3日なのに対し、地方公務員の夏季休暇は5~6日※なんです。※夏季休暇の日数は自治体によって異なりますが、5~6日としている自治体が多いです
なので地方公務員の年間休日はこんな感じ↓↓
土曜日、日曜日 | 104日 |
祝日、振替休日 | 16日 |
夏季休暇 | 6日 |
年末年始の休み(元旦を除く) | 5日 |
合計 | 131日 |
祝日・年末年始が土日と被ってしまうことを考慮すると、128日くらいになります。
夏季休暇がさらに長い自治体もあるので、年間休日130日となることもあります。
2025年度と2026年度の年間休日は何日?


今年そして来年の年間休日が何日になるか気になりますよね。
何日になるのか、実際に計算してみましょう!
※公務員は「年」ではなく「年度」で動くので、4月始まりの3月終わりで算出しております
2025年度の年間休日
まずは、2025年度(2025年4月~2026年3月)の年間休日です。
国家公務員の人は()内の数字をご覧ください。
土曜日、日曜日 | 104日 |
土曜日と被らない祝日・振替休日 | 15日 |
夏季休暇 | 6日(3日) |
年末年始の休み(土日祝を除く) | 4日 |
合計 | 129日(126日) |
国家公務員の年間休日は126日、地方公務員だと129日ですね。
両者とも年間休日が120後半。公務員の休みが多いのが改めて分かります。
2025年度の連休も見てみましょう。
- 5月:5/3~6の4日間
- 7月:7/19~21の3日間
- 8月:8/9~11の3日間
- 9月:9/13~15の3日間
- 10月:10/11~13の3日間
- 11月:11/1~3の3日間、11/22~24の3日間
- 年末年始:12/27~1/4の9日間
- 1月:1/10~12の3日間
- 2月:2/21~23の3日間
- 3月:3/20~22の3日間
2025年のゴールデンウィークは4連休と、例年よりも物足りない感があります。
ですが、2025年は年末年始が9連休となったり、3連休が多いのも特徴。
9連休があるのは激アツですね!
2025年度の9連休も嬉しいですが、2026年度も祝日がうまいこと並んでくれるので連休が魅力的な1年。
2026年度の休みや連休も見てみましょう!
2026年度の年間休日
2026年度(2026年4月~2027年3月)の年間休日です。
国家公務員の方は()内の数字をご覧ください。
土曜日、日曜日 | 104日 |
土曜日と被らない祝日・振替休日 | 16日 |
夏季休暇 | 6日(3日) |
年末年始の休み(土日祝を除く) | 3日 |
合計 | 129日(126日) |
国家公務員の年間休日は126日、地方公務員の年間休日は129日です。
2025年度と比べると、祝日が多くなるものの、年末年始が土日にかかってしまうので、休日数は同じになります。
2026年の連休も見てみましょう。
- 5月:5/2~6の5日間
- 7月:7/18~20の3日間
- 9月:9/19~23の5日間
- 10月:10/10~12の3日間
- 11月:11/21~23の3日間
- 年末年始:12/29~1/3の6日間
- 1月:1/9~11の3日間
- 3月:3/20~22の3日間
公務員の連休でいちばん長いのは、年末年始の6日間。
ですが、2026年度は、シルバーウィークが5連休といつもより休みが多く、ゴールデンウィークが2回あるようなイメージです。
ゴールデンウィーク級の連休がもう1回あるのは嬉しいですよね。
世間が騒ぐ前に、旅行の計画など前もってやっておくと良いですね◎
まとめ
公務員の年間休日について解説しました。
- 年間休日とは、会社側が定めている1年間の休日数
- 国家公務員の年間休日は125日くらい
- 地方公務員の年間休日は125~130日くらい
- 2025年度の年間休日は129日(国家公務員だと126日)
- 2026年度の年間休日は129日(国家公務員だと126日)
公務員の年間休日に入っている「夏季休暇」は有給休暇。
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最後までお読みいただきありがとうございました。