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公務員試験の適性検査で落ちることはある?!落ちないための対策も!

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こんにちは!元公務員のろびんそんです。

公務員試験の試験科目の中に、適性検査(または適性試験)と書かれているのをよく見かけますよね。

配点比率の欄には何も書かれていないので、「適性検査は合否に全く関係ないのでは?」と思う方も多いはず。

しかし現実はそうとも限りません。

  1. 適性検査(適性試験)で何を見られるのか?
  2. 適性検査(適性試験)で落ちることはあるのか?
  3. 適性検査(適性試験)で落ちないためにやるべきこと

この記事では、以上の3点を中心に解説していきます!

ろびんそん

この記事を書いた私も、県庁を受験するときに適性試験を経験しました。

そのときの経験も交えて解説していきますね。

公務員試験の適性検査では何を見られる?

マークシートに解答している写真

主に地方公務員の採用試験で実施されることの多い適性検査。自治体によっては適性試験という言い方をすることもあります。

適性検査や適性試験の結果で、受験生の性格・考え方・事務処理能力を判断していると言われています。

適性検査(適性試験)の種類別に、何を見られているのか説明していきましょう。

内田クレペリン検査

適性検査(適性試験)の代表格ですね。

内田クレペリン検査は、株式会社 日本・精神技術研究所という会社が提供している検査。

47都道府県のうち37県で実施されているメジャーな検査なので、聞いたことのある人も多いと思います。

この検査は、1ケタの足し算を繰り返すシンプルな検査。

シンプルな検査ですが、受験生の内面が丸わかりです。

内田クレペリン検査で分かること
  1. 作業能力
  2. 性格、行動面の特徴

以上の2点を検査結果から読み取ることができます。

YG性格検査

YG性格検査は、120問の簡単な質問に答える検査。

心理テストに近いイメージです。

内田クレペリン検査と同様にシンプルな検査ですが、以下の6つを検査結果から読み取ることができます。

YG性格検査で分かること
  1. 行動特性
  2. 情緒の安定性
  3. 人間関係への取組み姿勢
  4. 社会適応性
  5. リーダー資質
  6. 物事の捉え方

この6点から、性格パターンを5つに分類するそうです。

ろびんそん

余談ですが、適性「検査」と適性「試験」の違い

他のサイトでは適性検査と適性試験の違いが説明されていますが、あまり深読みする必要はありません

私が受験した県庁では名称が「適性試験」でありながら、内容は「適性検査」でした。

適性検査と思って受験したら実際は適性試験、なんてこともあり得ます。

検査と試験の違いを意識し過ぎるのはオススメしません。

公務員試験の適性検査でも落とされることはある!

両手を顔に当てて嘆いている男性の写真

受験案内をみると、適性検査の配点比率の欄が空欄になっていることが多いですよね。

受験生

適性検査で落とされることはないでしょ!

と思いたいところですが、適性検査で落とされることもあるようです。

公務員は「ごく普通」で「常識のある」人を採用したい

前提として、お役所側はごく普通で常識のある受験生を採用したいと思っています。

公務員が働く世界は「出る杭は打たれる」風潮が強いところ。

ぶっ飛んでいる(←良い意味でも悪い意味でも)性格の新規採用職員が入庁すると、次年度以降は如何にしてぶっ飛んでいる職員を採らないようにするか?みたいな話が湧き上がります。

ごく普通で常識があるかどうかは、筆記試験はもちろん面接でも見抜くのには限界があります。

しかし、適性検査は面接では見抜けない性格が現れる場合も。

ごく普通で常識のある受験生かどうかを見られていると思っておくと良いです。

適性検査は極端に点数が悪い場合は落ちる

適性検査は、点数が高ければ良いというものではありません。

ある一定の基準を超えていればOKで、極端に点数が悪くなければ落ちることはないのです。

多くの受験生がこの基準を超える(=普通で常識がある)ことになるので、過剰に心配する必要はありません。

ですが、極端に点数が悪いと・・・

  • 公務員としての事務処理能力が足りない
  • 公務員としての適性がない

と判断され、落とされる可能性があります。

落とされる可能性は限りなく低いですが、ゼロではないと思っておきましょう。

公務員試験の適性検査で落ちないためにやるべきこと

パソコンに向かって考えている女性のイラスト

多くの受験生が適性検査で落ちることはないとはいえ、落ちる可能性はゼロとは言い切れません。

適性検査で落ちないためには、どうしたら良いのでしょうか?

適性検査は緊張し過ぎないようする

適性検査当日は、緊張し過ぎないのが一番大事です。

過度に緊張してしまうと、普段の自分の性格や能力を試験用紙にぶつけることができません。

  • 適性検査は、あくまで性格を見られるもの
  • 多くの受験生が基準を超えることのできる検査

この2点を思い出して、リラックスして受験しましょう。

常識的な解答を心がける

心理テスト系の適性検査の場合は、常識的な解答を心がけましょう。

極端な解答をすると「普通でもなければ常識も無さそう」とみなされてしまいます。

ウソをついて解答する必要はありませんが、あまりにも極端な解答はしないようにするのがオススメです。

まとめ

公務員試験で実施される適性検査について解説しました。

  • 適性検査では、性格・考え方・事務処理能力を見られる
  • 適性検査の点数が極端に悪いと落ちる可能性がある
  • 適性検査で落ちないためには、緊張し過ぎず常識的な解答をする

適性検査は、試験の中でも補助的な試験。

なので、適性検査の対策をがっつりやる必要はありません。

リラックスして受験することと、常識的な解答をすることを意識するだけでOKです。

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