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【農業/農学】公務員試験の勉強方法を元公務員が解説!【地方上級】

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こんにちは!

元公務員のろびんそんです。

今回は、農業/農学職公務員試験のうち地方上級(県庁など)の対策をお話しします。

私が受験したときに

ろびんそん

この対策は、やっといてよかった!
もっと○○対策をしていれば更に点数が伸びたな・・・

こうした経験をもとに、勉強計画の立て方勉強方法について解説します!

受験される皆さまが最終合格をゲットできるよう、精一杯お手伝いさせていただきます🌟

国家公務員を併願する方は、以下も参考にしてください!

受験案内をよく読んで、勉強計画を立てよう!

まず初めにやることは受験案内をよく読むことです。

「当たり前では・・・・?」

そう。当たり前なんですが、これがとっても重要なんです。

地方上級の公務員試験は、自治体によって試験方法配点比率も違います

独自の加点制度を導入したりする自治体もありますからね。

ここでは、受験案内を見るときの5つのポイントを押さえておきましょう!

  • 試験日程
  • 試験方法(教養試験、専門試験、面接試験などのことです)
  • 出題分野
  • 加点される資格(語学資格やIT系の資格など)
  • 配点比率

勉強計画を立てるときには、受ける年度の受験案内がまだ出ていないと思います。

なので、直近の受験案内を見て計画を立てます。

3~5月に受ける年度の受験案内が出るので、こまめに情報をチェックするのも大事です。

試験日程

試験日程をみる目的は、試験日から逆算して勉強計画を立てるのはもちろんですが、何の試験が1次試験or2次試験にあてられているかを確認するのも重要です。

例えば、2次試験に小論文試験があるのに初めからガツガツ勉強する、なんてことはしないですよね。

2次試験で実施される試験かつ配点比率が低い場合は、1次試験が終わってからの対策で十分なくらいです。

試験方法(教養試験、専門試験、面接試験など)

こちらも自治体によって違ってくるので要確認です。

2023年度の長野県では教養試験が撤廃され、1次試験は専門試験と論文試験のみとなりました(技術職種に限る)。
※参照:【参考】2023年度長野県職員採用試験等受験案内

2023年度の三重県では、教養試験としてSPIが実施されています(一部の職種に限る)。
※参照:三重県職員採用のご案内

このように、自治体によって試験の方式が全く異なります

試験方式が異なると、勉強するものも異なります。

受験する自治体がどんな試験方式なのか、必ず確認しましょう!

試験方式が今年から少し変わる!なんてこともよくあることですので(^_^;

出題分野

農業/農学職だと、「作物学」「園芸学」といったものが出題分野です。

自治体によっては、作物学5問・・・といったように、出題数まで書いてあるところもあります。

出題数が書いてある場合。
出題数の多い分野を中心に勉強&出題数の少ない分野は捨てる、みたいに戦略を立てます。

出題数が書いてない場合。
過去問集(スー過去など)に情報があることが多いので、過去問集の出題情報を見ましょう

どちらにしても、畜産や農業経済は出題数が少ない傾向にあります。

なので、私は苦手な畜産と農業経済は捨てました。

そのぶん、作物学などのメインの勉強に時間を割きました。

加点される資格

国家公務員試験と同様、持っている資格が加点される場合があります。

2023年の長野県では、TOEICなどの英語資格だけでなく中国語韓国語の資格も加点対象となっています。

そして語学系の資格だけでなく、基本情報技術者試験などの情報処理系の資格も加点対象です。
※参照:【参考】2023年度長野県職員採用試験等受験案内

ただ大幅に加点されるわけではないので、加点のためだけに勉強するのはやめましょう。

加点対象の資格を持っていたらラッキー!くらいの感覚でいましょうね。

配点比率

これめっちゃ大事です!

教養、専門、面接、論文・・・総合点に色濃く反映されるのはどれか

配点比率によって、何に重きをおいて勉強するのかが変わってきます。

地方上級では、面接試験の配点比率が高いことが多いです。

その次に配点比率が高いのが専門試験であることが多いです。

このような場合、面接試験や専門試験など配点比率が高い試験の対策をしっかり行うことが合格への近道です!

専門試験(農業/農学)の対策

つづいて、試験勉強のやり方について説明します!

まずは専門試験の対策。

  • 過去問集を解いてみる
  • 参考書(「農学基礎セミナー」がオススメ)で知識を肉付けする
  • もう1回過去問集を解く→再度ミスった設問に印をつける

こんな流れで勉強するとよいですね。

地方上級の場合、過去問集を何周も解くだけである程度の点数は取れます。

高得点を目指す場合は、「農学基礎セミナー」などの参考書を読み込みましょう!

国家公務員を併願する方、専門以外の試験に自信がない方、専門の配点比率が高い自治体を受ける方は、「農学基礎セミナー」の読み込みをオススメします。

私は当時、読み込んでから試験に臨んだところ、「農学基礎セミナー」からそのまんま出てるじゃん!と思ったことを今でもハッキリ覚えています。

オススメの過去問集や参考書を下にまとめました。

オススメの過去問集・参考書
  • 技術系スーパー過去問ゼミ 農学・農業
  • 農学基礎セミナー:作物栽培の基礎
  • 農学基礎セミナー:野菜栽培の基礎
  • 農学基礎セミナー:果樹栽培の基礎
  • 農学基礎セミナー:草花栽培の基礎
  • 農学基礎セミナー:害虫・雑草防除の基礎
  • 農学基礎セミナー:土と微生物と肥料のはたらき

過去問集は、安定のスー過去です。

農学基礎セミナーシリーズのうち、○○栽培の基礎」の4冊は特に重要です!

専門の点数を伸ばしたい方は、必ずこの4冊は読み込みましょう!

教養試験の対策

つづいて、教養試験の勉強方法やオススメの参考書についてお話しします。

教養試験のうち、文章理解・数的推理・判断推理は超重要です!

苦手だとしても絶対に捨ててはいけません

では、どのように勉強すれば点数が取れるのか。

文章理解の勉強方法

まず文章理解は、毎日かならず過去問を2問以上解きましょう。

ポイントは「毎日」です。週末にまとめて10問解く、ではありません。

毎日少しずつ過去問を解いて、問題慣れすることが大事なんです。英語は特にです!

数的推理と判断推理の勉強方法

そして、鬼門の数的推理と判断推理の勉強方法です。

数的推理と判断推理の勉強方法
  • 参考書で解法を覚える
  • 解法が分かってきたら、参考書の例題を自力で解く
  • 参考書を何周も解いて、解法を身につける
  • 過去問集を解いてみる
  • (時間があれば)過去問集を何周も解く

こんな感じです。

取りかかりは過去問集ではなく、解法を身につけるための参考書です!

私オススメの参考書を紹介しますね。

  • 畑中敦子の判断推理 ザ・ベスト NEO
  • 畑中敦子の数的推理 ザ・ベスト NEO
  • (畑中敦子の資料解釈 ザ・ベスト NEO)

決して畑中先生のまわし者ではありませんが、本当に畑中先生の参考書はわかりやすいです。

これらの参考書を何周もやってから過去問集を解くと、びっくりするくらい解けるようになるはずです。

過去問集は「過去問500」でも何でも大丈夫です。

社会科学・人文科学・自然科学の勉強方法

文章理解や数的推理・判断推理ほど重要ではありませんが、ノー勉はキケンです。

これらも、毎日少しずつでいいので、参考書を使って暗記していきましょう!

オススメの参考書は、

  • 速攻の時事(青色の表紙のほう)
  • 新・光速マスター 社会科学
  • 新・光速マスター 人文科学
  • 新・光速マスター 自然科学

どれもサイズが小さく、持ち運びしやすい参考書です!

なので、スキマ時間の勉強にももってこいです!

農学部などの理系学部出身の方のうち、高校時代に日本史・世界史をやっていなかった方は、人文科学は思い切って捨てましょう
日本史・世界史は範囲がかなり膨大で、前提知識がない状態では点数を取るのが難しいです。

面接試験の対策

面接試験といっても、さまざまなスタイルの面接があります。

  • 個別面接
  • 集団面接
  • グループディスカッション etc.

まずは受験案内を見て、受ける自治体の面接方式を確認しましょう!

どの面接方式でも必要な対策は、

  • 志望した理由
  • 地方公務員になってやりたい仕事
  • 学生時代に力を入れて取り組んだこと
  • 卒論の概要
  • 併願先(正直に!)

この5つをノートにまとめましょう。

自分の思いや裏付けエピソードを、できるだけたくさん書き出します。

ノートにまとめた内容を、実際に声に出してしゃべる練習もします。

この実際にしゃべって」アウトプットする練習はとっても大事です!

なぜなら、面接では黙り込んでしまったらおしまいだからです。

緊張してうまく喋れなかったら、「すみません、緊張してて・・・」と言えばいいんです。とりあえず喋りましょう。

「自分はこんな経験や能力がある!だから自分を雇うとこんな良いことがあるよ!」とアピールできるようなエピソードがあると更に◎ですね。

論文試験の対策

最後は小論文の対策です!

ポイントは下の2点です。

  • 時間を意識して書く練習をする
  • 1回でいいから添削してもらう

書く練習をするときは、必ず時間をはかりましょう!

そのときに、構成を練るのに○分前半が書き終わるまで○分・・・みたいな感じで、時間配分を決めておくと焦らずに書けるのでオススメです。

そして、1回でもよいので誰かに添削をしてもらうとよいです。

できれば、小論文対策をしてくれる予備校講座がよいですね。

数千円/1回で添削してくれるオンライン講座もあります。

添削してもらうと、自分の書き方の癖に気付けたりするので合格へ一歩近づけますよ!

何回も利用すると高額になってしまうので、個人的には1~2回でOKと思います。

さいごに

この記事では地方上級の試験対策について解説しました。

地方上級は受験する自治体によって、試験方法が他と違ったり配点比率が独特だったりします。

勉強期間が長く、不安になることも多いと思います。

その不安を払拭するためにも、

  • 下調べして勉強計画をしっかり立てる
  • なるべく計画どおり勉強する

この2点が大事です。

計画を立てて、その計画どおり勉強できれば、試験当日の自信へとつながります。

皆さまが最終合格でき、笑顔で入庁できることを願っています。

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