こんにちは!元公務員のろびんそんです。
一年を通して食卓に欠かせない野菜の一つ、トマト。
スーパーではバラ売りされていることが多く、自分で選んで買うことができます。
でも・・・
「なんとなく、このトマトが美味しそう」と、漠然と選んでいませんか?
選んで買うことができるので、せっかくなら美味しいものを選びたいですよね。
この記事では、美味しいトマトの見分け方を解説していきます。カンタンな方法で見分けることができますよ◎
この記事を書いた私は、公務員時代に県内のトマト農家さんへ栽培指導をしておりました。トマト農家さんからの貴重な情報も、記事に盛り込んでいきたいと思います!
美味しいトマトって、どんなトマト?
そもそも美味しいトマトって、どんなトマトなんでしょうか。
- 味が濃厚
- 甘みと酸味のバランスが良い
- みずみずしい
- 柔らかすぎず、硬すぎない
私たちは、このようなトマトを食べたときに「美味しい!」と感じます。
トマトの味や食感は、品種による影響が大きいと言われています。
ですが、同じ品種でも栽培方法によって味や食感が変わってくるのも事実。
スーパーに並んでいるトマトは時期によって品種が固定されてしまうので、品種以外の特徴で美味しいトマトを見分ける方法を教えます!
美味しいトマトの特徴は?カンタンに見分ける方法
美味しいトマトには、どんな特徴があるのでしょうか。
さっそく見ていきましょう!
- ヘタがピンっと張っていて緑色が濃い
- お尻から、放射状の白い線が出ている
- 皮にツヤとハリがあって色ムラがない
それぞれ詳しく説明していきます。
特徴1:ヘタがピンっと張っていて緑色が濃い
特徴1つ目は、ヘタがピンっと張っていて緑色が濃いところです。
ヘタがピンとしていて緑色が濃いトマトは、とても新鮮な証拠。
トマトは収穫後、徐々に水分が抜けていきます。水分が抜けてくると、ピンとしていたヘタがシナシナに・・・。
もっと水分が抜けると、黄色っぽくなって乾燥してきます。
ヘタがピンと張っているのは、収穫からあまり時間が経っていないことを表しているんですね!
なるべく、ヘタがピンとしていて緑色が濃いトマトを選びましょう。
特徴2:お尻から、放射状の白い線が出ている
2つ目の特徴は、お尻部分から放射状の白い線「スターマーク」が出ていることです。
スターマークがあるトマトは糖度が高いと言われています。
ちなみに、農林水産省の公式Xでも投稿されています!
トマトの栽培の過程で水やりの量を減らすと、糖度の高いトマトができます。
糖度が高いトマトの特徴はいくつかあるのですが、最も見分けやすいのが放射状の白い線。
スーパーに並んでいるトマトのお尻を見てみて、白い線が放射状に出ていたら迷わず決めましょう!
特徴3:皮にツヤとハリがあって色ムラがない
特徴3つ目は、皮にツヤとハリがあって色ムラがないことです。
トマトは収穫後に水分が徐々に抜けていく、と1つ目の特徴でお話ししました。
水分が抜けてくると、ヘタがシナシナになるだけでなく、皮もツヤやハリがなくなってきます。
ツヤとハリのあるトマトは収穫してから時間が経っていない証拠です。
そして、色ムラがないことも大事。
均一に赤いトマトは成熟していますが、部分的に黄色かったり緑色だと成熟したトマトとは言えません。
トマトの肩からお尻まで見て、全体的に赤くなっているか確認しましょう。
避けた方が無難?こんなトマトには注意!
美味しいトマトとは反対に、避けた方が無難なトマトも解説します。
明らかに腐りかけていたり、カビが生えているトマトはもちろん避けるべきです。
腐っている・カビている以外に気を付けるべきトマトは・・・
- 皮が部分的に緑色になっている
- 形がカクカクしている
- 網目状の模様がうっすら透けて見える
特徴1:皮が部分的に緑色になっている
皮が部分的に緑色になっているトマトは、食感が「ガリッ」とします。
緑色になっているが故に「放置しておけば赤くなるかな~」と思いがちですが、残念ながら赤くなることは少ないです。
スーパーでトマトを選ぶとき、緑色の部分がないか確認しましょう。
特徴2:形がカクカクしている
形がカクカクしているトマトは、専門用語で「空洞果」と言います。
空洞果は、読んで字のごとく中身が空洞(ゼリー部分がない状態)になっています。
明らかにカクカクしているトマトは市場にあまり出回りませんが、若干カクカクしているトマトはスーパーに並んでいます。
カクカクしているトマトではなく、綺麗な丸い形をしたトマトを選びましょう。
特徴3:網目状の模様がうっすら透けて見える
トマトの表面をよーく見てみると、網目状の模様が透けて見えるものをたまに見かけます。
専門用語で「アミ果」といって、触ると全体的にブヨっとしているのが特徴。
網目状の模様がうっすら透けて見え、ブヨブヨしたトマトは基本的に美味しくないです。
味も薄いし、食感もなんとなく気持ち悪い・・・。食べれなくはないんだけど・・・。
と、アミ果を食べたときに思いました。
食べられるは食べられる。でも出来るだけ避けたいのがアミ果です。
まとめ
美味しいトマトの見分け方を紹介しました。
- ヘタがピンっと張っていて緑色が濃い
- お尻から、放射状の白い線が出ている
- 皮にツヤとハリがあって色ムラがない
スーパーでトマトを選ぶときに、ぜひ実践してみてください!