公務員試験対策 PR

公務員試験でTOEICは有利にならない?加点のためだけに勉強してはいけない理由

ブログ記事のアイキャッチ画像
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さんこんにちは!元公務員のろびんそんです。

TOEICなどの英語試験のスコアが一定以上だと、公務員試験で加点があるのはご存じの方も多いですよね。

ここで受験生が悩むのが・・・

受験生

加点があるなら、TOEICも勉強しておこうかなぁ

加点のためにTOEICを勉強&受験しておくかどうか、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

この記事では、そんな受験生に向けて公務員試験のためのTOEICの勉強について解説していきます。

この記事はこんな内容
  • 公務員試験でのTOEIC加点のしくみ
  • 公務員試験とTOEICの勉強を同時並行でするのはオススメできない
  • 同時並行で勉強するのをオススメしない理由
  • 公務員志望者でTOEICの勉強をしてもOKな人とは?
ろびんそん

この記事を書いた私は元公務員。

受験生のときは皆さんと同じように「国家総合職だと加点になるしTOEIC受けとこうかな?」と悩んだこともあります。

この記事を読めば「TOEICの勉強した方がいいかな?」という迷いが消え、公務員試験の受験勉強に集中することができますよ◎

一部の公務員試験ではTOEICで加点がある

公務員試験でTOEICの加点があるといっても、すべての公務員試験で加点があるわけではありません。

TOEICの加点制度があるのは、ごく一部の公務員試験にとどまります。

公務員試験にTOEICの加点制度があるのは以下の試験↓

TOEIC加点がある試験
  • 国家公務員総合職(院卒・大卒)
  • 秋田県
  • 山形県
  • 福井県
  • 佐賀県 等

国家公務員試験だけでなく、地方公務員試験でもTOEICの加点制度があるんですね。

上で挙げた自治体以外でもTOEICの加点制度のあるところはたくさんあるので、受験する自治体の受験案内を確認してみましょう。

国家公務員総合職を例に、加点制度について詳しく見ていきます。

加点制度(国家総合職)
  • 加点対象の試験は、TOEIC、TOEFL、IELTS、英検
  • TOEICだとスコアが600以上で15点加算730以上で25点加算
  • 5年前までに受けたTOEICが対象
  • スコアを証明する書類と「英語試験申請書」を人物試験のときに提出

TOEICのスコアが600以上で加算になるので、スコア的には不可能ではないレベルですよね。

手が届きそうなレベルなので、加点制度を利用しようか迷う気持ちも分かります。

ですが、既に公務員試験の勉強をはじめている人には、TOEICの勉強もするのはオススメできません。

公務員試験とTOEICの勉強を同時並行でやらない方がよいのはナゼなのか、次の段落で解説していきます。

自治体によっては、英語の試験だけではなく中国語や韓国語などの試験のスコアも加点対象になります。

語学系の資格を持っている人は、受験する自治体の受験案内を確認しましょう。

同時並行で公務員試験とTOEICの勉強をするのはオススメできない

腕を交差させている女性の写真

公務員試験の勉強をしながらTOEICの勉強もするのはオススメできません。

その理由はというと・・・

オススメできない理由
  • 公務員試験の勉強との両立が難しい
  • TOEICは、すぐに勉強の成果が出にくい

それぞれ詳しく解説していきます!

公務員試験の勉強との両立が難しい

大きな理由がこれ。公務員試験の勉強とTOEICの勉強の両立が難しいからです。

公務員試験の勉強だけでも、かなりの時間を要します。

範囲が膨大で難易度の高い公務員試験は、1000~1500時間の勉強時間が必要と言われているくらい。

公務員試験の勉強だけでも勉強時間を確保するのが大変であるのに、TOEICも勉強するとなると更に大変です。

TOEICの勉強時間を確保しようとして、公務員試験の勉強を減らすのは本末転倒。

公務員試験の教養や専門の勉強をおろそかにするのであれば、TOEICの勉強はしない方がトータル的に良いです。

公務員試験とTOEICの勉強を両立するのは難しいことを覚えておきましょう。

TOEICは、すぐに勉強の成果が出にくい

2つ目の理由は、すぐに勉強の成果が出にくいというTOEICの特徴。

TOEICに限らず、語学系の勉強は短期間の勉強では結果が出にくいです。

毎日コツコツ続けて半年・1年後にようやく勉強の成果が出て、その後徐々に点数が上がってくるもの。

たとえ公務員試験まで1年ある状況だとしても、TOEICのスコアを上げていく期間としては短いんです。

TOEICは、短期間で勉強の成果を出すのが難しい試験であることを覚えておきましょう。

公務員試験の勉強をしながら、なかなか短期間では成果の出ないTOEICの勉強をするのはコスパが悪いことが分かりますよね。

600スコアならまだしも730スコアを超えようとすると、英語が得意な人でない限り1年で達成することは非常に難しいです。

TOEICの加点制度は、もともとスコアを持っている人が「加点あるんだ、ラッキー!」くらいの感覚で利用するのが良いですよ◎

公務員試験を受けるまで3年以上ある人はTOEICの勉強をしてもOK

ノートに書き込もうとする写真

公務員試験の勉強と同時並行でTOEICの勉強をするのはオススメできませんが、公務員試験がまだまだ先で公務員試験の勉強を始めていない人であれば、TOEICの勉強をしてもOKです。

公務員試験の勉強は試験日の1~2年前くらいから始めるので、試験日まで3年以上ある人は比較的余裕があるはず。

公務員試験の勉強を始める前の余裕のある時期にTOEICを勉強して受けておくと、前もって加点分の点数を確保することができます。

ろびんそん

私は受験案内を見て初めて「大学1~2年生のときにTOEIC受けとけば良かった・・・」と後悔したので、時間のあるときに英語を勉強しておくのがオススメですよ!

まとめ

公務員試験でのTOEICの加点について解説しました。

  • 国家総合職や一部の地方公務員試験で、外国語の加点制度がある
  • 国家総合職だとTOEICのスコア600以上で15点加算、スコア730以上で25点加算
  • 公務員試験の勉強をしながらTOEICの勉強をするのはオススメできない
  • 公務員試験まで3年以上あって公務員試験の勉強も始めていない人は、TOEICの勉強をするのも良い

公務員試験の勉強で大事なのはTOEICではなく、教養試験と専門試験の勉強です。

教養と専門をしっかり固めて、合格をつかみ取りましょう!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA