こんにちは!元公務員のろびんそんです。
民間企業と同じように、公務員でもインターンシップがあるのを知っていますか?
公務員試験を受ける人でもインターンシップの存在を知らない人は意外にも多いです。
公務員でもインターンシップがあることを知っていても、公務員試験のときに有利に働くのか疑問に思いますよね。
勉強時間を削ってインターンシップに行こうとしている人にとっては、インターンシップの効果を最大限に受けたいはず。
この記事では、公務員のインターンシップに参加することで、少しでも公務員試験で有利になるのかを解説していきます!
この記事を書いた私も、大学3年生のときにインターンシップに行っております。
その時の経験を交えて解説していきます!
- 公務員になりたい
- 公務員試験を受験する予定
- 公務員のインターンシップについて知りたい
- 公務員のインターンシップは試験で有利になるのか知りたい
- 公務員と民間企業で迷っている
公務員のインターンシップってどんなもの?
民間企業と同じように、公務員でもインターンシップはあります。
公務員のインターンシップの概要を見ていきましょう!
公務員のインターンシップの基本情報
国家公務員でも地方公務員でもインターンシップは実施しています。
国家だと各省庁が主催のものもあれば、人事院が主催のセミナーや説明会も。
地方だと各自治体が実施しています。
公務員のインターンシップの基本情報はコチラ↓↓
- 大学の春休み・夏休みに実施される
- 申込書を送る→選考に通れば参加できる
- インターンシップ期間は1~2週間
- 報酬や交通費は出ない
この基本情報は国家も地方も共通だと思ってOKです。
申込書は、各省庁や各自治体のホームページに載っています。
お役所なので報酬や交通費が出ないのは仕方ないですが、遠方から来る人にとっては交通費が高額になりがち。
交通手段や宿泊方法を考えた上で申し込みしましょう!
【○○省 インターンシップ】や【○○県 インターンシップ】と検索して、申込書やインターンシップの内容を確認しましょうね◎
県庁のインターンシップに参加してみた
私が大学3年生のとき、県庁のインターンシップに参加したときの体験談です。
ろびんそん
民間企業を受ける友だちは皆んなインターンシップ行っているけど、公務員もインターンシップってやっているのかな?
公務員もインターンシップをやっていることを知らず、たまたま検索したら県庁のインターン生募集のページを見つけました。
申込書を送ったら無事に選考通過。
1週間(月~金)の県庁インターンシップが始まりました。
県庁の職員と同じ時間帯で参加するので、けっこう大変。
- 電車が通勤ラッシュの時間帯で大混雑
- 1週間ずっと緊張しっぱなし
- 専門用語がなかなか覚えられない
でもインターンシップは行ってよかったと感じました。
- 職場の雰囲気が分かる
- 職員から公務員試験のアドバイスがもらえるかも
- 職員からオススメの配属先を教えてもらえる
私が参加した県庁だけだと思いますが、かなりお客様待遇でした(農水省のインターンシップにも参加しましたが、当然ながらお客様待遇ではありませんでした)。
なにより、若手の職員から公務員試験のアドバイスをもらえたのが一番よかったですね。
面接どんどん厳しくなっているらしいよ!面接対策しっかりね!
職員の皆さんに応援してもらえたことも嬉しかったです。
インターンシップに行った方が公務員試験に受かりやすい?
公務員のインターンシップに行っておくと、試験に有利になることもあります。
私の実体験をもとに解説していきます!
インターンシップに行って有利になる場面
官庁訪問の面接や、自治体の面接で有利になることもあります。
- インターンシップでは仕事内容の詳しいところが知れる
- インターンシップで知り合った職員が面接官になることもある
インターンシップの加点はないものの、インターンシップでは詳しく仕事内容を知ることができます。
自分のやりたいことや能力とインターンシップで知った仕事内容をリンクさせて話すことができれば、他の受験生より1歩リードです。
そして、インターンで知り合った職員が面接官の場合もあります。
私は農水省のインターンシップにも参加しましたが、インターンシップで司会進行をしていた職員は後の面接官でした。
そういえばインターンシップに来てたよね?あと説明会のときもいたよね?
顔を覚えられているとは思わずビックリしてしまいましたが、印象を残すことはできました。
他の受験生よりも印象を残すことができるので、少しだけ有利になります。
注意したいのが、インターンシップに行ったからといって加点があるわけではないということ。
インターンシップに行ったから必ず合格するとは限らないことを覚えておきましょう。
インターンシップに行っても有利にならない場面
当然ですが、公務員試験のうち筆記試験ではインターンシップに行ったかどうかは1ミリも関係ありません。
公務員試験(特に国家公務員)は面接ではなく筆記試験の配点比率が高い試験。
筆記試験で点数を取ることができなければ、たとえインターンシップに行っていても試験は不合格になります。
インターンシップに行った自分を過信しないことが大事。
公務員試験対策のキホンは筆記試験対策ということを忘れないでおきましょう。
第1希望のところにはインターンシップに行くべき!
インターンシップに行っただけでは公務員試験に合格することはできません。
ですが、公務員になりたい人はインターンシップに行くことをオススメします。
第1希望のところだけでも大丈夫なのでインターンシップに行きましょう。
インターンシップで有利になる理由の他にも、インターンシップをオススメする理由として・・・
- 試験勉強のモチベーションが上がるから
- 面接のときの小ネタになるから
試験勉強のモチベーションが上がるから
インターンシップに行った後は、驚くほどモチベーションが上がります。
公務員試験の勉強はとっても長丁場ですよね。
時には試験勉強のやる気が出ない期間もあるはず。
そんな時にインターンシップに参加すると「自分は公務員になりたいんだ!」という気持ちが再確認でき、勉強のモチベーションが上がります。
面接のときの小ネタになるから
インターンシップに参加したときの話は、面接のときに聞かれる可能性があります。
私は県庁と農林水産省のインターンシップに参加しましたが、どちらの面接でもインターンシップのことを聞かれました。
インターンシップの話題になると、面接官との会話も不思議と弾むんですよね。
面接で話すネタが少ない私にとっては、インターンシップのネタにだいぶ助けられました。
まとめ
公務員のインターンシップについて解説しました。
- 公務員のインターンシップは春休み・夏休みに実施
- インターンシップの期間は1~2週間くらい
- インターンシップ中に公務員試験のアドバイスがもらえることもある
- インターンシップに行っておくと面接で有利になる可能性がある
- 筆記試験では有利にならない
- インターンシップに行くことでモチベーションが上がったり、面接の小ネタになる
公務員試験は長丁場!
試験勉強の時間が削れてしまうことに抵抗がある人もいますが、必ずインターンシップの経験は活きてきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。