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【公務員の有給】すべて使い切るのはNG?元公務員が有給の取り方を解説

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こんにちは!元公務員の ろびんそん です。

一般的に、有給休暇が取りやすいと言われている公務員。

「たくさん休みたい!」と思っている公務員は多いですよね。

休みたいと思う反面、

公務員

さすがに有給をすべて使い切るのはダメだよね・・・・・・

と悩む方もいるのではないでしょうか。

この記事では、公務員の有給休暇をすべて使い切っても大丈夫かどうか、解説していきます。

この記事の内容
  • 公務員の有給休暇は、すべて使い切ってもよい?
  • 使い切らない方がよい理由
  • 何日くらい残すと安心?
  • 最低でも5日は残すべし

この記事を書いた私は、元公務員。

私も公務員だったときは・・・・・・

公務員時代の
ろびんそん

有給フル消化したい。けど周りにそんな人いないし・・・・・・

と長きにわたり葛藤してきました。

そんな「有給フル消化マン」な私が、自分の経験談も交えながら解説していきます!

この記事では、分かりやすくするため「年次休暇」を「有給休暇」と表現します。この「有給休暇」には、年次休暇以外の休暇は含まれていません。

有給休暇は使い切らないほうが良い

腕を交差させている女性の写真

結論からいうと、有給休暇をすべて使い切るのはオススメしません

オススメできない理由と併せて説明します。

有給フル消化はオススメできない

公務員の有給休暇は、1年あたり20日間与えられます。

1年ですべて使い切ろうとすると、

20日 ÷ 12か月 = 1.66…

1か月あたり1~2日休むこともできる計算になりますね。

採用2年目以上の人は、前年からの繰り越しした有給もあります。

繰り越し分があることを考えると、1か月に1~4日くらい休むことが可能。

公務員

週1で休めるなんて最高!

でも、ちょっと待ってください。

フル消化を前提として休むのはキケンです。

次の段落で、フル消化がキケンな理由をみていきましょう。

有給休暇を使い切らない方がよい理由

有給を使い切るのをオススメできない理由は、以下の2つ。

有給フル消化をオススメできない理由
  1. 万が一のときに給料が保障されなくなる
  2. 職場の人から妬まれる

それぞれ詳しく解説してきます。

万が一のときに給料が保障されなくなる

1つめの理由は、万が一のときに給料が保障されなくなるからです。

「万が一のとき」とは・・・

  • ちょっとした病気やケガをした
  • 寝坊して勤務時間に間に合わない
  • 労働組合の活動に急きょ行かなければならない

などの事態。

ふつうは有給休暇(年次休暇)を使うところですが、有給休暇を使い切ってしまっている状況では、さいあく欠勤になってしまいます。

欠勤となると、欠勤した分は給料が入ってきません。

欠勤がつづいてしまうと、懲戒をくらう可能性すらあります。

ろびんそん

無給や懲戒。リスクが大きすぎますよね。

職場の人から妬まれる

2つめの理由は、職場の人から妬まれるからです。

公務員は有給が取りやすいとはいえ、毎週のように休んでいる人はいません。

有給休暇をたくさん取っている人は、とうぜん目立ちます。

たくさん休むあなたを見ている誰かが、

職場の人

あの人また休んでるよ。仕事少なくていいよね~。

と陰口をたたくことだってあります。

有給をまったく使えずドブに捨てるよりはマシですが、陰口をたたかれるのは良い気がしないですよね。

有給休暇を使い切るのはよくない・・・・・・けど積極的に休みたい!という人は、有給休暇をほどよく残すのがオススメ。

では、どのくらいの日数を残すのがよいのでしょうか。

有給休暇は10日くらい残すのが安心

OKサインをしている女性の写真

積極的に休みたいものの、有給フル消化のリスクを考えると躊躇してしまう人にオススメなのが、有給休暇を10日ほど残すこと。

10日も残していれば、よっぽどのことがない限り枯渇することはありません。

上司によっては、有給休暇の残りが10日になると、

あなたの上司

有給の残りが少ないけど、大丈夫そう?

と心配してきます。

というのも、多くの公務員は万が一のときのために、有給休暇を10日以上のこしているから。

10日も残って入れば十分ですが、職場によっては「有給休暇がカツカツの人」と思われてしまうんですね。

周りの目が気になる人は、有給休暇を残す日数の目安として【10日+1~2日】としておくと安心です。

有給休暇は最低でも5日は残そう!

有給休暇を10日くらい残していれば安心。

とはいっても、中には子育てや介護で有給休暇をたくさんとる必要がある人たちもいますよね。

あとは私のようにギリギリを攻めても平気な人も、有給休暇をたくさん取れます。

10日も残すなんて無理!もったいない!という人は、最低でも5日を残すようにしましょう。

有給休暇を10日以上残すと安心感がありますが、リスクだってあります。

たくさん残すことのリスクとは・・・・・・

来年に繰り越すことを考えたら、繰り越し分の有給休暇を来年ドブへ捨ててしまうリスクが増える

有給休暇の繰り越しは2年まで。

使えなかった有給休暇は、永遠に繰り越すことができません。

2年過ぎた有給休暇は買い取りもできず、ただドブに捨てるだけになります。

たくさん休みたいあなたは、有給休暇をドブに捨てるのは避けたいはず。

有給休暇は使い切らずに5日くらい残す。

たくさん休みつつ、万が一のときに備えることができますよ。

まとめ

公務員の有給休暇は使い切っても大丈夫かどうか解説しました。

  • 有給休暇をすべて使い切るのはキケン
  • 体裁を考えると、10日残しておくと安心
  • 10日も残すなんてできない!という人は、最低5日は残しておく

公務員の休暇制度はほんとうに恵まれています。

公務員でしか受けることができない恩恵を、最大限うけたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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