こんにちは!元公務員の ろびんそん です。
公務員になってから、イヤでも経験するのが職場の飲み会。
「飲み会が好き!」という人もいれば、「飲み会が苦手・・・・・・」という人もいますが、飲み会が苦手な人にとっては苦痛を覚えるイベントの1つです。
しかも、職場の人との飲み会はほんとうに断わりづらいもの。
この記事では、飲み会に行きたくない人に向けて、公務員の飲み会事情をくわしく解説していきます!
- 公務員は飲み会がとても多い
- 公務員の飲み会の頻度・特徴
- 【体験談】飲み会当日のスケジュール
- 行きたくない飲み会を断わる方法
- 行かなければならない飲み会の過ごし方
この記事を書いたわたしは、元地方公務員。
陰キャ&コミュ障なのもあって、飲み会がほんっっっっっとうに大っ嫌いでした。
そんな私の経験をもとに、飲み会の乗り切り方も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読めば、飲み会に対する不安やストレスを減らすことができ、飲み会に誘われても平穏な心で生活することができますよ◎
公務員は飲み会がとても多い
そもそも、公務員は飲み会が多いのでしょうか?
答えはYES。公務員は、ほんとうに飲み会が多いです。
歓送迎会など、ある程度やる時期が決まっている飲み会に加えて、何かにつけて飲み会を開催しようとします。
わたしは飲み会が苦手でしたが、公務員の多くは飲み会好き。
公務員は年功序列なのもあって、上の世代が飲みニケ-ションを大事にします。
そして若い世代も、上の世代から飲みニケーションの英才教育をうけることで、飲み会を大事にするように。
世間では、「若者は飲み会に参加したがらない」とよく聞きますが、公務員は違いました。
公務員の場合では、若い世代も飲み会にガンガン参加していました。陰キャのわたしは、疲弊しきってましたね・・・・・・。
わたしのように飲み会が苦手なひとは、どのくらいの頻度で飲み会があるのかも気になりますよね。
「とても多い」と言われている公務員の飲み会の頻度を、次の段落で解説していきます。
公務員の飲み会は1年に何回?
飲み会の頻度は、多かった年だと1年で20回くらい、少なかった年だと1年で5回という感じでした。※コロナ禍を除く
もちろん、担当している仕事・所属している部署によって、頻度は大きく異なります。
ここでは、わたし自身の経験や同期からの情報により、平均的な飲み会の頻度を解説していきます。
飲み会の頻度をお話しする上で、まず理解しておきたいのが、飲み会の種類です。
多くの公務員は、
- 職場(課ごと)
- 職場(グループごと)
- 職場(若手だけ等の有志)
- 同期の職員
- 関係団体
この5パターンで、飲み会をすることがほとんど。
パターン別に、飲み会の特徴や頻度をみていきます。
職場(課ごと)の飲み会
まずは【課ごと】の飲み会の特徴や頻度をお話しします。
このパターンの飲み会は、自分が所属している課のほぼ全員が出席するもの。
1つの課が20~30人くらいであることを考えると、大規模な飲み会ですよね。
50人くらいの課では、ホテルの宴会場を貸し切って開催することもあります。
課ごとの飲み会は、だいたいスケジュールが決まっていて、
時期 | 飲み会の目的 |
4月頃 | 歓送迎会 |
7月頃 | 暑気払い |
12月頃 | 忘年会 |
1月頃 | 新年会 |
どこの職場も、こんなスケジュールで飲み会があります。※忘年会と新年会はどちらか一方。
なので、課ごとの飲み会は年に3~4回くらいと思っておくと良いです。
歓送迎会以外のどこかで、偉い人(課長より上の人たち)を呼ぶのも慣例。
人数の多い飲み会に加えて、お偉いさんも参加するので、少々かしこまったイメージの飲み会ですね。
職場(グループごと)の飲み会
つづいては、【グループごと】の飲み会。
グループは課よりも小さな単位のため、課ごとの飲み会よりも小規模な飲み会となります。
1つのグループが5~10人であることを考えると、こじんまりとした飲み会ですよね。
課ごとの飲み会と比べると、飲み会当日の雰囲気もアットホーム。
スケジュールも予め決まっている訳ではなく、2週間前くらいにいきなり開催が決まったりします。
グループ班長の考え方によって飲み会の頻度は異なりますが、2~3か月に1回が多かったですね。
職場(若手だけ等の有志)の飲み会
有志での飲み会を頻繁にやる職場もあります。
私が経験したのは「若手職員の懇親を深める」ための飲み会でした。
20~30歳代の職員が集まって飲み会をするだけなのですが、これが頻度の多い飲み会で・・・・・・。
コロナ禍で自粛ムードが高まる中、毎月のように誘われていたんですよね(^_^;
ただ、若手職員だけの飲み会などは有志での参加なので、課ごと・グループごとの飲み会と比べて断わりやすいのが特徴です◎
同期職員との飲み会
とくに1年目のうちは同期の職員との飲み会も多いです。
同期の職員との飲み会は、職場の飲み会と違って、気の遣う飲み会ではないのが安心。
学生時代の飲み会に雰囲気が似ていますね。
採用1年目のときは、同期の職員と受ける研修が5回ほどあります。
研修のたびに飲み会があったので、1年目は飲み会の多い年でした。
ですが、研修も年々減っていくので、それに伴って飲み会も年々減っていきました。
関係団体の人との飲み会
公務員は、関係団体の人たちとも飲み会にも出席します。
関係団体の人との飲み会は、職場の人との飲み会よりも気を遣うんですよね。
いわゆる「利害関係者」には当たらないものの、外部の人なので・・・・・・。
飲み会の話題も、ほとんど仕事の話。
まだ仕事の話だけならともかく、セクハラをしてくる人もいたのが苦痛でしたね。
飲み会の誘いを断わると、イヤな顔をされるのがストレスでした。
関係団体の人たちとの飲み会へ積極的に参加すると、どんどん誘われるようになってしまいますので、無理のない範囲で参加しましょう。
公務員の飲み会の流れ(事例:課ごとの飲み会)
公務員の飲み会は、当日どのような流れで進んでいくのかを解説します。
公務員の飲み会に行ったことがない人はカルチャーショックを受けてしまうくらい、公務員の飲み会は格式張ったものです。
「課ごと」の飲み会は、特にセレモニー感が強いです。
「課ごと」に行われるときの飲み会の流れはコチラ↓↓
- 受付でくじを引く 【開始20分前くらい~】
- 全員着席したらスタート 【開始時刻】
- はじめのあいさつ 【1~2分くらい】
- 歓談しながら飲食 【1時間半くらい】
- 中締めのあいさつ 【開始1時間半すぎた頃】
- 締めのあいさつ 【開始2時間後】
- 解散
令和の時代に、こんな飲み会があるなんて・・・・・・!
私も初めは飲み会の形式に驚きましたが、公務員時代に経験した大きな飲み会は、すべてこの流れでした。
3番目の「はじめのあいさつ」以降は、そのままの席で歓談しますが、しばらく経つと多くの人が席を移動し始めます。
この時に、課長や直属の上司、普段お世話になっている人のところに行って話す人が多いですね。
そして、中締め後。中締めのすぐ後に帰る人は少ないですが、若干います。
中締め直後に帰る人は、子育て中のママさんが多いように思えます。
最後の締めのあいさつの後は解散となりますが、お店側の「早く出てけ」オーラがないと解散の雰囲気になりません。
話し足りない人はそのまま歓談を続けるので、帰りたい人は締めのあいさつ後にスッ・・・と帰れるよう準備しましょう。
飲み会が苦手な人が飲み会を乗り切る方法
飲み会が苦手でも、公務員である以上は飲み会のお誘いを多く受ける運命です。
飲み会のお誘いを受けてしまったときや、飲み会に出席しなければいけないときに乗り切る方法を解説していきます!
- 誘いを受けた時点で断わる
- 冒頭だけ出席してすぐ帰る
- 料理に集中する
それぞれ詳しく解説していきます。
誘いを受けた時点で断わる
飲み会のお誘いを受けた時点で断わるのが、方法としてはベスト。
お誘いをOKしてしまうと、飲み会当日まで大きなストレスを抱えて過ごすことになりますよね。
飲み会をお断りをするときの理由としてオススメなのが以下の2つ↓↓
- 家庭の事情
- 感染症の予防
「家庭の事情」系だと・・・・・・
小さい子どもの世話をする、家族から家事を頼まれている、といった理由が無難。
「感染症の予防」系だと・・・・・・
高齢の祖父母がいて感染症に気を付けているから飲み会を控えている、という理由もたまに聞きます。
(もちろん自分が感染症にかかるのを予防するためでもOK)
そして断わるときは、
せっかくお誘いいただいたのに申し訳ありません。○○なので欠席します。
と、謝罪する気持ちをそえて断わりましょう。
冒頭だけ出席してすぐ帰る
歓送迎会など、どうしても欠席しづらい飲み会の時は、冒頭だけ出席してすぐ帰る方法があります。
冒頭のあいさつを聞いたすぐ後に「それでは私は失礼します」と言って帰ります。
この方法をとる場合は、飲み会の幹事さんに事前に「冒頭だけ出席します」と必ず伝えておきましょう。
事前に伝えておかないと、後々混乱を招くので注意です。
料理に集中する
断わることも冒頭のみ出席も難しい場合の最終手段は、目の前の料理に集中すること。
飲み会では、たくさんのお料理が順々に運ばれてきます。
多くの人がお酒や歓談に夢中になるため、運ばれてきたお料理を残して店を後にすることも。
偉い人にお酌したり上司の話を聞いたりしていると、食事する余裕がなくなってしまいますからね。
気を遣いまくって、お酒だけ飲んで、料理は1口も食べずに飲み会が終わってしまった・・・・・・なんてことも聞きます。
せっかく会費を払っているんですから、お腹いっぱい料理を食べましょう。
まとめ
公務員の飲み会の実態や、行きたくない人向けの乗り切り方を解説しました。
- 公務員は飲み会が多い
- 人数が多いと格式張った飲み会になる
- 飲み会が苦手な人が乗り切る方法としてベストなのは断わること。難しい場合は冒頭だけ出席したり、料理に集中するのがオススメ。
特に公務員は「飲み会は絶対に参加しないといけない」という認識を持つ人が多いです。
でも、家庭の事情で出席が難しい人も多いご時世ですよね。
「絶対に参加しなきゃ」と気負う必要はありません。
誘ってくれた人に敬意を払って欠席を伝えれば大丈夫です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。