こんにちは!元公務員の ろびんそん です。
難関といわれる公務員試験を合格して、晴れて公務員になっても、仕事でやる気が出ないこともありますよね。
一瞬だけ「よしっ!がんばるぞ!」と頑張ることができても、モチベーションを維持できる人は少ないのではないでしょうか。
そんな方に向けて、この記事ではモチベーションが上がらない理由とその解決策を中心に解説していきます!
- 公務員ならではのモチベーションが上がらない理由とは?
- 公務員のモチベーションをアップさせる方法
- どの方法を試しても、やる気が起きないときは?
この記事を書いたわたしは元公務員。
公務員として働いていた頃は、やりがいを持って仕事をすることができず、
熱心に仕事ができない自分はダメ人間だ・・・・・・。
と自分を責め、悩んでいたこともありました。
そんな私が、公務員だったときモチベーションを維持するために試した方法を解説していきます。
この記事を読むことで、「つまらない・・・・・・」と感じている仕事でも、モチベーションを高めて取り組むことが出来るようになりますよ◎
【公務員ならでは】モチベーションが上がらない理由
公務員が「モチベーションが上がらない・・・・・・」と感じる要因のなかには、公務員ならではの要因もあります。
公務員ならではのモチベが上がらない主な理由は、
- 成果を出しても給料に反映されにくい
- やりがいを感じにくい仕事内容
- 真面目にがんばる人が損をする風潮
の3つ。
それぞれ詳しく解説していきます!
成果を出しても給料に反映されにくい
1つ目は、成果を出しても給料に反映されにくいから。
公務員の給料は、仕事の難易度や経験年数から決まります。
難易度の高い仕事で何かしらの成果を出したら、給料が上がるように思えますよね。
ですが、実態としては年功序列の風潮が強いまま。
仕事で大きな成果を出したひとではなく、ある一定の年齢・経験年数に達したひとの評価を上げるところが多いです。
これだけがんばって成果も出したのに、普通の評価なんだ・・・・・・
仕事で成果を上げても、評価や給料に反映されないとモチベーションも下がってしまいます。
やりがいを感じにくい仕事内容
2つ目は、仕事内容にやりがいを感じにくいから。
行政系の公務員の仕事といえば、窓口での住民対応や事務手続きが多いですよね。
(一口に「公務員」といっても、公務員の仕事はとっても幅広いので、やりがいを持って仕事をしている公務員もいます)
窓口での対応や事務手続きのような仕事は、
- 完璧にできて当たり前
- ミスをしたら大惨事
などの潜在的な意識がはたらき、プラスの感情は生まれなくても、マイナスの感情は生まれます。
とくにクレーム対応が重なったりすると、
公務員の仕事:褒められることは少ないが、怒られることは多い。
と感じてしまいます。
誰かから感謝されることも少なく、クレームばかり浴びてしまうと、やりがいを持って仕事をすることが難しいですよね。
仕事でやりがいを感じにくいと、モチベーションもなかなか上がらないものです。
真面目にがんばる人が損をする風潮
3つ目は、真面目にがんばる人が損をする風潮だから。
すべての職場で当てはまる訳ではありませんが・・・・・・
わたし自身の経験からも、まわりの公務員たちの経験からも、「がんばり損」のエピソードはたくさんありました。
公務員の界隈では、
- 仕事をサクサク進めて、定時で帰るひと
- ダラダラ仕事をする&雑談も多く、遅くまで残業するひと
の2者のうち、まわりからの評価が得られるのは後者です。
まわりの人からは、
- 仕事をサクサク進めて、定時で帰るひと
→ヒマなひと、残業組の仕事を手伝わない「協調性のない」ひと - ダラダラ仕事をする&雑談も多く、遅くまで残業する人
→協調性があって、仕事熱心なひと
のように見えるからですね。
そして、効率的に仕事をして定時で帰るひとには、山のように雑務が降り注いできます。
がんばってもがんばっても正当に評価されず、雑務ばかり押しつけられてしまうと、
頑張ったところでムダ。
と感じてしまい、モチベーションも湧かなくなってしまいますよね。
公務員ならではの、モチベーションが上がらない理由を解説してきました。
下がったままのモチベーションでは、仕事をするのもツラくなってきてしまいますよね。
次の段落からは、下がったモチベーションを回復させる方法を解説していきます!
公務員がモチベーションを上げるには?
モチベーションの維持が難しい環境のもとで、公務員が仕事でモチベーションを上げるには何をすべきなのでしょうか?
元公務員のわたしの経験をもとに、モチベUPの方法を詳しく解説していきます。
- 仕事のなかの小さな楽しみを見つける
- 業務効率化に目を向けて仕事をしてみる
仕事のなかの小さな楽しみを見つける
1つ目の方法は、仕事のなかで小さな楽しみを見つけること。
仕事内容から、なかなかモチベーションが上がらないと感じている方には特にオススメの方法です。
小さなことでも大丈夫なので、自分が「楽しい!」と感じたり、達成感を覚えること見つけてみましょう。
自分なりの仕事の楽しみ方を身に付けることで、つまらない仕事でも「はぁ嫌だなぁ」と思う頻度が減りますよ◎
わたしが実際にやっていた方法がコチラ↓↓
【仕事内容】
提出〆切を過ぎても提出してこない人に対して催促する。
【楽しみ方】
じぶんで決めた制限時間内に、電話orメールで催促する。
制限時間内にすべての人へ催促できたら「第1ステージ」クリア。
何度も催促しても提出してこない人に○回以上連絡できたら「第2ステージ」クリア。
この状況を上司に報告できたら、「最終ステージ」クリア。
このようにゲーム感覚で仕事をすると、つまらない仕事でもモチベーションが湧いてきます。
ここで挙げた方法は、あくまで私の楽しみ方なので、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみましょう!
業務効率化に目を向けて仕事をしてみる
2つ目の方法は、業務効率化に目を向けて仕事をしてみること。
目の前の仕事に追われていると、なかなか業務効率化を考える余裕がないですよね。
そんな時こそ、業務効率化を考えてみるのがオススメ。
びっくりするほど作業効率が上がり、ちょっとしたイライラを解消できます。
業務効率化といっても、小さなことでも大丈夫です。
- この操作のショートカットキーって何かないかな?
- WordじゃなくてExcelでやった方が早いかな?
- こんな風になったら便利だな?
日々、仕事をするなかで感じた「ちょっとラクに作業する」方法を調べて実践してみましょう。
はじめに調べるのが手間かもしれませんが、5日も続ければ習慣化されます。
そして、習慣化したことを積み重ねることで、今までよりも早く・ラクに作業することが可能に。
時間がかかっていた作業も、早く・ラクに終わらせることができ、ちょっとしたイライラを解消することができます。
何より、効率を意識して仕事をする癖がつくので、長い目で見てもプラスになりますよね。
以上、モチベーションを上げる方法を解説しましたが、どの方法でもやる気が起きないときはどうしたら良いのでしょうか。
次の段落で詳しく解説していきます。
どの方法を試しても、やる気が起きないとき
モチベーションを上げるために、いろいろと試してみたけど効かなかった・・・・・・
という方は、異動の希望を出したり、転職を考えてみるのもアリ。
この記事では、自分の努力の範囲内でできるモチベーションの回復方法を解説してきました。
ですが、自分の努力だけではどうにもモチベーションが回復しないときは、環境を変えることでモチベーションが回復することもあります。
異動や転職は、自分を取り巻く環境を変えるキッカケになりますよね。
異動により、希望する仕事を担当することができれば、仕事を通してやりがいを感じることが増えます。
転職により、今の職場とはまったく異なる企業風土のところへ行けば、がんばりが人事評価や給料に反映される!と感じることができます。
自分の努力ではどうにもならない・・・・・・と感じるひとは、異動や転職も考えてみましょう。
まとめ
公務員のモチベ低下の原因とその対策について解説しました。
- 公務員のモチベが上がらない原因1:仕事での成果が給料に反映されにくい
- 公務員のモチベが上がらない原因2:やりがいを感じにくい仕事内容
- 公務員のモチベが上がらない原因3:がんばる人が損をする風潮
- モチベの回復術1:仕事で小さな楽しみを見つける
- モチベの回復術2:業務効率化に目を向けて仕事をしてみる
- 自分の努力で解決できない場合は異動or転職も考えよう
公務員試験の勉強を乗り越えてきたのに、いざ公務員になったら「やる気が出ない・・・・・・」と悩む方は多いです。
原因や対策を探りつつも、「自分はダメなのかな」と自分を責める必要はありません。
少しでも、自分が苦しまずに仕事ができる方法を一緒に模索していきましょう◎