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公務員試験の過去問は【無料】で入手できる!無料で入手するときの注意点も解説

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皆さんこんにちは!元公務員のろびんそんです!

公務員試験の参考書代って馬鹿にならないですよね。

公務員試験は科目数が多いので、科目ごとに参考書をそろえようとすると数万円にまで上ることもあります。

なるべく参考書代を浮かせるために、無料で入手できる過去問をお探しの方も多いはず。

そんな方に向けて、この記事では無料で公務員試験の過去問を入手する方法や、無料で入手する際の注意点について解説します!

この記事はこんな人にオススメ
  • 過去問を無料で入手したい
  • 参考書代を浮かせたい
  • まとまった年度の過去問が欲しい
  • 市販の過去問集だけでは物足りない
  • 技術系の職種で、市販の過去問集がない

ぜひ最後までご覧ください!

公務員試験の過去問は人事院HPで無料DLできる

国家公務員試験の場合、人事院の公式ホームページで直近の過去問を公開しています。

公開されている過去問は誰でもダウンロードすることができるんです。

実際のページはこんな感じ↓

出典:人事院 – 試験問題例|国家公務員試験採用情報NAVIより引用

実施される試験ごとに公開されています。

例えば「総合職試験(大卒程度試験)」をクリックすると、

  • 基礎能力試験
  • 専門試験(多肢選択式)
  • 専門試験(記述式)
  • 政策論文試験

これら4つの試験で出題された問題すべてをPDF形式で見ることができます。

もちろんダウンロードは無料

人事院の公式ホームページなので安心してダウンロードできますよね。

以上が国家公務員試験の場合でしたが、地方公務員試験は各自治体によって過去問を公開しているところもあれば、参考程度にしか公開していないところもあります。

東京都の場合では、東京都職員採用のホームページに過去3年分の過去問が公開されています。

実際のページがこんな感じ↓

出典:東京都職員採用 – 試験問題の公表より引用

国家公務員試験と同じように、出題された問題が全て公表されています。

東京都の場合は出題された問題がすべて公表されていますが、他の自治体では出題された問題のうちの一部しか公表されていない場合もあります

例えば愛知県。全ての問題を公表せず一部しか公表していません。

出典:愛知県-試験問題の例題より引用

公表されている問題は・・・

  • 教養試験 3問
  • 専門試験 2~3問
  • 論文試験

教養試験と専門試験は2~3問ずつしか公表されていないです。

やはり無料でダウンロードできるといっても、限度がありますね。

過去問を無料で入手する際の注意点

人差し指を立てている女性の写真

無料で公務員試験の過去問が入手できるのは魅力的なことですが、無料だからこそ注意しなければいけないこともあります。

過去問を無料で入手する際の注意点を3つまとめました。

注意点【3選】
  • 著作権の関係上、一部の問題が隠されている
  • 直近1~3年分しか公開されていない
  • 解説がついていない

それぞれ解説していきます。

著作権の関係上、一部の問題が隠されている

いちばん痛いのは、著作権の関係で一部の問題が隠されていることです。

特に教養試験の文章理解の問題で多く見られることですが、問い・選択肢は見れるものの、本文が隠されていることが多いんですね。

文章理解の問題は本文を読まないと解くことができないので、本文が隠されているのは残念ポイント。

無料ダウンロードの限界を感じます・・・。

直近1~3年分しか公開されていない

ホームページ上では直近1~3年分の過去問しか公開されていないのも注意です。

公務員試験の対策では過去問をたくさん解きますよね。

たくさん過去問を解くために少なくとも過去5年分くらいダウンロードしたいところですが、実際は1~3年分しかダウンロードできません。

1~3年分の過去問だけでは、公務員試験の対策として不安が残る人も多いですよね。

過去問をたくさん解く目的での過去問の無料ダウンロードは向かないようです。

解説がついていない

当たり前ですが、公式ホームページで公表されている過去問は問題と解答はあっても解説はありません

自力で解ける問題であれは大丈夫ですが、自力では解けないと解説が欲しくなりますよね。

受験生

なんでこの解答になるんだろう・・・?

問題の解答を見ても納得ができないと、その問題は「分からないまま」状態になってしまいます。

「分からないまま」状態の問題が増えてしまうと、公務員試験の対策としては不十分。

どうしてこの解答になるのかを解決しない限り、同じような問題にぶち当たったときに解答できなくなります。

「分からないまま」の問題を放置しておくのは非常に危険。

「分からない」を「分かる」にしてくれる解説の存在は偉大です。

【300円】公務員試験の過去問はお取り寄せできる

封筒に宛名を記入している男性の写真

国家公務員試験の場合、過去1年分の過去問であれば無料でダウンロードできますが、もっと多くの過去問が欲しい場合はお取り寄せするのがオススメです。

ただ無料ではなく300円かかりますが、過去問をたくさんほしい!という人はぜひお取り寄せしてみてください。

300円で過去問をお取り寄せする方法

過去問がお取り寄せできるのは「情報公開制度」という制度があるから。

人事院が保有する文書(=国家公務員試験の過去問)は請求されれば開示しますよ、という制度です。

請求方法は、

お取り寄せ方法
  • 記載例を参考に「行政文書開示請求書」を記入する
  • 開示手数料として300円分の収入印紙を貼り付ける※郵便局やコンビニで購入可能
  • 人事院人事行政情報センターあてに郵送する

詳しくは人事院の公式ホームページをご確認ください。

請求してすぐに過去問が送付されるわけではないので、余裕をもって請求しましょう。

こんな人は300円で過去問をお取り寄せするのがオススメ

300円で過去問をお取り寄せできるのは嬉しいですが、参考書のような解説は付いてきません。

なので万人が使える制度とは言えないんですね。

そんな中でも、300円で過去問のお取り寄せがオススメな人はこんな人↓

こんな人にオススメ
  • 技術系のマイナー職種のため、そもそも市販の過去問集がない
  • 市販の過去問集だけでは物足りない

技術系の中でもマイナーな職種の人は、市販の過去問集を探しても見つからない場合がありますよね。

専門試験とはいえ過去問なしで公務員試験に臨むのは避けたいです。

そんなときに過去問のお取り寄せがオススメ。

マイナー職種の専門試験でもお取り寄せできて、しっかり過去問で対策することができます。

市販の過去問集はあっても、問題数が少なて物足りなさを感じている人もお取り寄せがオススメ。

ろびんそん

特に国家公務員試験では専門試験の配点比率が高いので、専門の対策はしっかりやりたいですよね。

まとめ

公務員試験の過去問の入手方法について解説しました!

  • 直近の過去問は人事院や自治体のホームページで無料ダウンロードできる
  • 無料ダウンロードできる過去問は、著作権の関係で観れない問題があったり、直近1~3年分しかなかったり、解説がないのがデメリット
  • 【技術系の職種の人向け】300円でお取り寄せできる過去問がオススメ

無料でダウンロードできる過去問やお取り寄せできる過去問を使って、公務員試験の対策を強化していきましょう!

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